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スペイン キャンピングカー運転のコツ

• 運転には、有効な日本の運転免許証に加え、国際運転免許証（IDP）の携帯が必要です。
• 車は右側通行で、追い越しは左側から行います。
• 制限速度：高速道路（アウトピスタやアウトビアと呼ばれます）は120km/h、その他の一般道は90km/h、市街地の多くでは30km/hが目安です。
• 一部の有料高速道路「アウトピスタ・デ・ペアヘ」（APと表示）では、車高が2.4メートルを超えるかどうかで料金が異なる場合があります。
• マドリードやバルセロナをはじめとする多くの大都市では、ローエミッションゾーン（LEZ：低排出ガスゾーン）が設定されています。外国登録車両は、オンラインでの事前登録、またはその都市が認める排出ガス基準ステッカーの表示が必要です。
• 指定場所以外での野営は原則として禁止されています。ただし、オーニング（日よけ）やテーブルなどを車外に出さず、車両を水平にするためのレベラーも格納した状態であれば、多くの場合、駐車場などでの夜間駐車（車中泊）は認められています。
• 法律により、万が一の事故や故障に備え、反射ベスト1着と三角表示板2つを車内に備え付けておく必要があります。
• 「Área de Servicio」（アレア・デ・セルビシオ）と表示のあるサービスエリアは、多くが24時間営業です。ガソリンスタンドや売店、レストランを備え、シャワー施設があるところもあります。
• ポルトガルやフランスへの国境越えは陸続きでスムーズです。特別な許可証などは必要ありません。

キャンピングカーでの滞在先：種類と特徴

「Área de autocaravanas」（アレア・デ・アウトカラバナス）は、スペイン語で「キャンピングカー専用の休憩・宿泊エリア」を意味します。これらの施設では、給水、汚水処理、ゴミ廃棄などが可能で、料金も1泊5～15ユーロ程度と手頃です。